吃りがマシになった訳
小さい頃、よく親に苛立たれていました。
学校であったことを喋るとき、上手く言葉が出てこなくて、
あ、う、えっとを連発したり、変な所で音が切れてしまっていたりしたからです。
ちゃんとまとめて喋りなさいよ!
それを言ってあたしにどうしろっていうの?!
という言葉が忘れられません。
これを克服?できたのは、
親元を離れた事と
祖母に育て直してもらった事と
大学の研究室で先輩や発表の聴講者の皆さんに自分の話を興味を持って聞いてもらえた経験があったからだと思います。
何れも、大事なのは自分の努力より環境でした。
自分でも、滑舌を良くするトレーニングとか、人前で緊張しない方法を調べて試したり、人に喋る前に練習を重ねたりと
色々しましたが、どれもあまり効果を感じられませんでした。
むしろ緊張を高めて逆効果になっていたような気もします。
普通の会話では、話し手が緊張していると、聞いている方も緊張してしまい、
それが、イライラなどの不快感として感じられるのではないかと思っています。
そして、相手の不機嫌を感じ取って萎縮する負のループに入るわけです。
大学の発表の場で、私が比較的まともに話を聞いてもらえたのは、
緊張が当たり前だったからかもしれません。
私は、話す時も聞くときも質問する時も緊張していたことを、自分が緊張しいだからだ。
と思っていましたが、
ふと、発表の場にいた全員が緊張状態だったんだろう。
と思うようになりました。
学生は自分の発表で緊張しているし、先生は発表内容への考察や批評でノルアドレナリンドバドバ
だったんじゃないかなと想像してます。
実際は、私が感じていたように、皆さん余裕だったのかもしれないですけれど。
他人様のことなので、ほんとのことはわかりませんね。
ではまた