詩 泥

私の中の泥がなくなったら

何もなくなるんじゃないか

光の形になろうとしていた泥でも

傍から見て

光って見えていたのなら

自分がそうだと思っていたのなら

本当の光になれなくても

本性が泥でも

行いが光ならそれでいいのに

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