教員免許を取ったこと
私は、教員免許は持っていますが、
教員にはなれない人間だから、教員にはなりたくないと思っています。
まず、人を教え導けるような偉い人間ではありません。
そして、カリスマがありません。
教育にはカリスマなど必要ないと思う方もいると思いますが、
教わる側にとって、先生が好きかどうかは結構重要だと思っています。
〇〇先生が教えているから、数学が好き!
と言った意見もよく耳にします。
教員免許取得のための授業を受ける前や受けている間は
その科目への愛を持って、教師自身がそれを楽しんでいることで、
その科目の面白さを伝えられる
と思っていました。
その考え方も、まぁ、間違っていたわけではないと思います。
人を教え導くのに適した人が、科目の面白さを体現していれば、
生徒が専門分野に進むキッカケになると思います。
実際、私の高校の先生はそういった方が多かったです。
普通の高校では、少し変わった先生かもしれませんね。
とても魅力ある先生方でした。
私は、教育への不適正を、塾でのチューターバイトや、大学での教職の授業や実習を通して自覚出来ました。
先生は勉強を教えるだけではいけない、多感な中学生や高校生に慕われる人間でないといけない
ということを、痛感しました。
それを知ることができたという点で、教職を取ったことは良かったかなと思っています。
ではまた