退学届
こんにちは、深田。です。
今年3月末で休学期間が終わります。
退学届を貰ってきました。
事務の方に大学でやりたいことが残っているのに辞めるのは勿体ないんじゃないかと言って貰えたことが、素直に嬉しかったです。
また泣いてしまいました。
研究テーマには未練があります。どうか完成してほしいです。
戻れないのは、お金と実績がないからです。
正直に言うと、3年間在学するだけなら何とかなったでしょう。
Dの授業料は免除になっていましたし、RAもあるからです。
他の支援もありました。博士は修士までに比べると段違いに経済支援は多いです。
じゃあなぜお金が無いと言っているのかというと、修士までに借りた奨学金を返さなければならないからです。
奨学金のことが頭にあったので、私は研究中ずっと焦っていました。気にしないようにしていても、どうしても気に掛かりました。
私にはお金だけでなく実績もありませんでした。
何でも出来るようになるのがゆっくりな私は、修士までに実績を残すことが出来ませんでした。
実績が無かったせいか、学振にもフェローシップにも奨学金免除申請にも落ちてしまいました。
親に学費もらってる人や、学振組で旅行行きましょうよと企画立ててる人に嫉妬が湧いてくるのが辛かったです。
素直に祝福できる自分でいたかったのに、それができないことが辛かったです。
同期や先輩みたいに、ちゃんとできる自分だったらなあ、と思います。
やっぱり、研究は実績積める有能な人がやったらいいんです。
それを遠くで見てすげーって賞賛するくらいがいい距離感のような気がします。
それに、先生がテーマ的に申請が通りづらいとか、ちゃんと頑張っていると言って励まして下さったお蔭で、修士は卒業までは頑張れたと思えば、納得できるかもしれません。
ではまた